情報セキュリティ標語の活用事例①
セミナー講師を務めさせて頂く機会も多くありますが、数時間一方的に聞いただけでは、そんなに記憶に残ってないようです。
もちろん、直接お伝えできる機会でしか「伝わらない」ことも多くありますので、継続的な啓発活動は必要です。
一方で、情報セキュリティ教育のネタ切れ等による、主催者側の苦悩もよく相談されます。聴講者の方々からは、何度も同じことを聞いても・・・そんな時間よりも実務に専念したい・・・情報セキュリティ教育が、足かせになっていることもあるようです。
しかし、情報セキュリティの重要性を浸透させたい!と願う思いは、おざなりで形式的なものになりつつあります。
●日常ネットでしている動作
色々なサイトを見ていると、広告や記事など、ちょっと目にとまったものを「戻るボタン」でわざわざ戻ってみていることありませんか?
画面を見ている速度よりも、マウス操作が先に動いているからです。意外と見ているものなのです。
気になること、目にとまったものがあるからこそ、戻って確認しているのです。
●普段から目に機会の創出
情報セキュリティ標語は、短い言葉の中に、セキュリティのポイントが書かれています。標語を音読して読むほどの長さもありません。
PCであれば、ログイン画面、グループウェアのTOP画面等、常に目に入る場所に表示することで、無意識のうちに「その標語」を覚えていきます。
紙媒体でも、書類の一部に印字したり、掲示物として活用することで、常に目に入ってきます。
何度も同じことを言われるのと違い、見る側に見ることの選択権があります。
しかし、何度も見ることで、その意識は浸透していきます。
●教育にかけるコストパフォーマンス
同じ教材を何度も使い回しすることは限界があります。コスト的にには有効ですが、聴講者側のパフォーマンスは低下します。時間というコストも考慮しなければなりません。
情報セキュリティ標語は、解説付きの「情報セキュリティ標語読本」であっても、\2,500(50ライセンスの場合)から利用できます。読本に含まれる標語単体の利用も可能なので、1年間利用しても、50音標語(45標語)あたり、
365÷45=8.1回なので、
1つの標語を8回/年間しか見ることがありません。
毎日、標語を入れ替えても年間8回なので、2-3年は利用できるのではないでしょうか?
標語単体の提供も行っています。最大4パターンの「セキュリティ編、パスワード編、個人情報編、意識行動編」を利用すれば、
45×4=180÷365=2.02回となりますので、同じ標語を1年間で目にする機会は相当少なくなります。形骸化するまで利用できると考えています。
反復練習の如く、何度も目にする機会を作ることが、これからのセキュリティ教育に欠かせない存在となっていくと確信しております。
どうぞご検討、お問い合わせください。
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